16世紀以降、ポルトガル統治下のマカオで、ポルトガル人男性と現地女性との間に生まれた 「ポルトガル人子孫」である マカエンセ による文学作品を、日本語初翻訳!
マカオという東洋と西洋が出会った地に生まれ、「東洋のポルトガル人」としてポルトガル式の教育や生活を享受してきたマカエンセの人々は、独特の文化を発展させてきました。 マカエンセ・コミュニティの中で話し言葉として継承されてきた「パトゥア語(マキスタ)」は19世紀以後、正式にマカオがポルトガル領とみなされてから消滅の危機にさらされましたが、熱心な文化継承活動が実を結び、2012年にはマカオ無形文化遺産に登録されました(パトゥア語と同言語による演劇活動)。
それを機に、20世紀後半に活躍した数名のマカエンセ作家・詩人・歴史家らによる文学作品が再評価され、マカオで版を重ねています。
本書では、その中から4名の作家を選び、代表的な作品を紹介します。
著者について
内藤理佳
神奈川県生まれ。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒、放送大学大学院総合文化プログラム修了。 現在、上智大学外国語学部ポルトガル語学科非常勤講師。
出版社 : ぎょうせい (2017/11/2)
発売日 : 2017/11/2
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 339ページ
ISBN-10 : 4324102627
ISBN-13 : 978-4324102626
寸法 : 12.7 x 2 x 18.8 cm
▶ギフトラッピングをご希望の方は、こちらから無料または有料ラッピング方法を選択して、カートに追加してください。
(ご指定がない場合、ギフトラッピングせず、ご自宅用の梱包にてお送りいたしますので、ご了承ください。)
※ギフトセットなど、セット内容に予めラッピング箱が含まている商品は選択不要です。